家を建てる、家を買う…一生の大きな買い物ですね。いろいろ悩んで満足して決めたはずなのにいざ建てて住んでみると、「あれ？こんなつもりじゃなかったのに」などと、想像もしていなかった不便があったりします。 「家は3軒目にやっと満足したものができる」という言葉をよく聞きませんか？しかし一生のうちに3軒も建てられる人は稀です。実際に住んでみないとわからないことはありますが、そういった不満を少なくするために、できることを考えてみましょう。
1. 自由設計の新築
新築住宅を建てようとお考えの方は、自由設計に憧れがあるなど、夢が膨らんでいる状態かと思います。しかし調べれば調べるほど、なにを重視したらよいのかわからなくなってくるはずです。 かといってプロに完全にお任せすると、自分の生活スタイルと合わないなどの問題も出てきます。こだわりたい部分ははっきりと明確にする必要があるでしょう。 もちろん、そこには資金の問題があります。資金の範囲内でできることを考え、妥協すべきことも出てくるでしょう。どうしても譲れないことと、暮らしに必要なこととのバランスも考え、納得のいく我が家を建てたいものです。
2. 新築で考えるべきポイント
では新築を考えるとき、どこに注目して自分なりのこだわりのポイントを見つけ出すとよいでしょうか。家を建てるならこうしたいという夢はあると思いますが、ほかの視点からもしっかり考えておく必要があります。 たとえば、好みのデザインにこだわりすぎて耐震の観点がおろそかになり、資金もそちらに回せなくなって後悔することがあるかもしれません。次に、おおまかに見ておきたい視点をまとめてみたいと思います。
2-1. 間取りに注目
まずは間取りです。家族が集まれる広いリビングがほしい、子ども部屋へ行く子どもたちが必ずリビングを通るような構造にしたいといったこだわりもあるかと思います。子ども部屋に関しては子どもが大きくなったら独立して使えるような、将来的に仕切りができる間取りもあります。 キッチンにこだわる人は多いです。オープンキッチンや、最近はみんなで料理を楽しむのにアイランドキッチンにしたいという要望もあるでしょう。 収納も見逃せないポイントです。たくさんほしいがために、ウォークインクローゼットやパントリーを作りたいという要望もあります。ロフトを作りたいという希望もあるでしょう。 畳の部屋を作るというこだわりもあるかもしれません。その際、状況によって居間と畳の部屋をつなげて、1つの部屋として使える間取りも人気です。
2-2. デザインに注目
こちらは以前からの憧れを叶えたいという希望が多いと思います。リビングを吹き抜けにしたい、螺旋階段がほしい、縁側がほしい、中庭がほしい、とにかく高い天井にしたい…。せっかくの我が家ですから、ほかの部分とのバランスを取りながら夢を叶えたいものです。 素材にこだわりたい方もいるでしょう。たとえば、無垢の木を使いたいといった希望です。無垢の木とは、丸太から切り出した自然の状態のままの木材です。お手入れなどは気にしないといけませんが、年数が経つほどになじむ、自然ならではの温かみがあります。
2-3. 生活スタイルに注目
たとえば二世帯住宅を考えている場合などは、必ず「台所はふたつ」「玄関も別に」など要望が出てくるでしょう。ユニバーサルデザインにこだわるのもよいですね。ユニバーサルデザインとは、バリアフリーなど、お年寄りから子ども、障害の有無に関わらず、すべての人が生活しやすいことにこだわったデザインのことです。 個人的な理由もあると思います。仕事から帰ってすぐお風呂に入りたい職種の方ならお風呂の配置を考えたいですし、趣味のために広い玄関やガレージが必要であったり、友人をたくさん呼びたい人はパーティールームや客室が必要であったりすると思います。
2-4. 家の機能に注目
耐震はもちろんのこと、最近はさまざまな天災や気候に備えて特別な機能を持った家を望む人は多く、おろそかにしたくない視点でしょう。 地震対策の耐震機能にもさまざまな種類があるのをご存じでしょうか。また、温暖化や冬の厳しい寒さに対応し、夏には熱を遮断したり、冬には室温を外に逃さない機能を備えたりする外壁や窓があります。防音機能に優れていたり、汚れや傷が付きにくかったりするフローリングや壁紙もあります。 住みやすさを家の機能から考え、そこに資金を投入するのもぜひ考えたい視点です。以上の4つの視点で、資金と相談しながらこだわりたい点を考えてみましょう。
3. 施工事例が参考に
具体的なこだわりポイントが見つからない、また迷う場合には施工事例を参考にするという手があります。 さまざまな施工業者が、ホームページで自社の仕事を紹介しています。詳しく写真入りで説明がされていることも多いので気になる例を探してみるとよいでしょう。思いも付かなかった他者のこだわりに気付かされることもあると思います。好みの例が見つかったら、その施工業者にお願いするのもいいかもしれません。 逆に、はっきりしたこだわりのポイントがある方は、施工事例を見て自分の理想に近い形を見つけてみるのもよいでしょう。それを参考にすると、希望する家が具体的になっていくと思います。 また施工業者を選ぶ際にも、施工事例は参考になります。自分の理想の家を形にできるところなのかを判断するのに、施工事例をきちんと確認してみてください。
4. まとめ
以上、新築を建てる際に気にしたい、こだわりのポイントについてまとめてみました。また、その際にホームページの施工事例の確認が有効である点についても述べました。 「河上工務店」では、たくさんの施工事例をホームページにて公開しております。それぞれに個性豊かなこだわりがつまった住宅ですので、ぜひご覧になって夢のマイホームの参考にしていただけたらと思います。また、ご興味を持たれましたらぜひお気軽にご相談ください。お待ちしております。
